弁膜症患者の日記

僧帽弁閉鎖不全症(前尖の逸脱症) を治療する過程

弁膜症の精密検査の結果

弁膜症発症から4週間後、運動エコー検査を行った。

結果、逆流レベルは4段階中最悪で、早めの手術が必要と言われた。

 

これには焦った。

弁膜症は基本ゆっくり進行するため、調べたり、セカンドオピニオンをもらったり、主治医を探したりする時間がとれると思っていた。

 

そういえば、弁膜症が発症したあの日から4週間ほどで、心音の音も大きくなった気がする。最初はじっとして背中を背もたれにくっつけて聞こえる程度だったが、今では普通にしてても聞こえる。たまに胸痛もするようになった。

 

弁膜症の症状の悪化について調べてみると、最初は心音ノイズや動悸だけだが、次第に胸痛、呼吸困難、失神が現れるらしい。

自分は今胸痛が出始めた段階だから、じきに呼吸困難がではじめてしまう。そうなると、緊急で手術ってことになりそうだがこれは怖い。

 

さらに医者が言うには、今の状態でインフルエンザなどに感染すると重症化するとのことで、自分が結構危ない状態なのではないかという不安が加わった。

友達と飲む約束をしていたがそれもキャンセルし、食事も出前をとり、外出を避けるようになった。

 

いろんな不安が重なって、食欲がなくなってしまった。ただでさえ、運動ができずお腹がすきづらいのに、精神面でもお腹が空きづらくなってしまった。

自分はもともと痩せ型なのに、これ以上痩せると術後がやばい。

 

考え込むほど不安が大きくなるので、病気のことを考えるのは楽しいアニメを観たり、オンラインゲーム友達と会話をしている最中だけにするようにした。特に寝る前に調査して暗い内容がでてくると不安で眠れなくなる。

 

しかし、同時に、手術が急がれる状況の中なので、情報収集も急ぐ必要がある。

今は不安と戦いながら、すきを見て病気の情報収集をがんばっている、という状況です。