弁膜症患者の日記

僧帽弁閉鎖不全症(前尖の逸脱症) を治療する過程

2度目の経食道心エコー検査では苦痛を完全に回避できた

2度目の経食道心エコー検査を受けたが、前回酷い目にあったので、今度は対策していった結果、無事、苦痛なく終えることができた。

やったことは、口頭ではなく、紙で鎮静剤の量を増やすようにお願いした、というだけ。

前回は口頭で、しかも医者ではなく看護師に伝えてしまったため、後でやってきた医者にはそのお願いが伝えられることがなかった。

今回は前回そういう経緯があり大変な苦痛があったので今回は鎮静剤の量を増やしてください、という3行程度の簡単な文章を小さなメモ用紙に書いて渡した。

紙に書いて渡すと、看護師の反応も全然異なり、では今回は鎮静剤増やしますね、とはっきり言ってくれた。

 

 

手紙以外にも成功理由はあるかもしれない。

前回は医者(検査を行う人)が来る前の状態で、看護師2名のみだったが、今回は看護師2名に加え、検査の助手を行うと思われる医者もいた。この助手の方は鎮静剤を投与する責任者だったらしく、つまりこの方に直接鎮静剤の件を伝えることができたという点。

 

また、術後の経食道心エコー検査は術前のものに比べて短時間で終わることが多いらしく、この点も検査中に覚醒しにくい要因になっていたものと思われる。

 

 

ちなみに、経食道心エコー検査には、「3D経食道心エコー検査」と普通の「経食道心エコー検査」の2種類があるらしく、3Dの方が侵襲性が大きい。

言われてば、最初の経食エコーで検査中に目が覚めた時、直径10mmほどのプローブが2重螺旋になっているのが見えたが、あれは2chでエコーを出すためにそういう構造になっていたのか・・